出会い系サイトで被害にあった私の実話体験談

出会い系サイトには危険が多々あります。特に悪質な出会い系サイトに誘導され、まんまと登録してしまうと、様々な被害が生じてきます。それでいて女性と出会えないのだから百害あって一利なしです。

今回は出会い系サイトで実際にあった被害体験をご紹介します。対処方法も併せてご紹介しますので、ぜひともご参考にしてください。

出会い系を使っていたら利用料金がいつの間にか100万円を超えていて…

まずは36歳の男性の被害体験談です。

私が使っていたのは、メール1通送るのに500円かかるような出会い系サイトでした。今思えば高すぎるのですが、当時の私は女性と出会うにはそれくらいのお金がかかっても仕方ないと無理やり自分を納得させていました。

出会い系を始めておよそ1ヶ月、女性と会えないどころか直接のやり取りさえできていない私の下に出会い系の利用料金を請求するメールが届きました。金額は100万円を優に超えていました。偉いことになってしまった。顔から血の気が引いていくのを感じました。

そのサイトは後払いシステムを採用していて、いつの間にやら私はとんでもない額の利用料金に達するまでサイトを利用していたのでした。メールには「早急に支払ない場合、法的措置も考慮する」と書いてありました。慌てた私は貯金を切り崩し、すぐに料金を払いました。その出会い系サイトはもう利用していません。退会申請は無視されました。今でもメールはひっきりなしに送られてきます。

おそらくこの男性は自身が詐欺に遭ったという自覚がないはずです。自分が出会い系を利用し、その対価として高額な料金が発生したと思い込んでいるからです。しかし、残念ながらこれは正当な対価とはいえません。メール1通500円というのはあまりに高すぎますし、

そもそも後払いの出会い系サイトなどあり得ません

独立行政法人の「国民生活センター」にも出会い系における高額請求に対する注意を促した、このようなページがあります。
(参照URL:http://www.kokusen.go.jp/

後払いの出会い系サイトは利用しない。万が一利用してしまったとしても料金は払わず、上記のような専門機関に相談しましょう。

19歳の女の子と割り切りをしようとしたら美人局に遭った

次は21歳、男子大学生の被害談です。

出会い系で19歳の女の子と割り切り関係を結ぼうとしたら、彼女の彼氏と名乗る男性に恐喝されてしまいました。その人曰く、女の子はまだ16歳で、このことは黙っていてやるから金を出せということでした。僕は恐怖のあまり財布にあった3万円を差し出しました。犯罪者になるよりはましだと思ったからです。被害届を出そうにも、そうすると同時に自分の過ちが社会に晒されることを思うとどうにもできない日々を送っています。

この男性が割り切り相手と出会ったのは、おそらく悪徳出会い系サイトでしょう。優良の出会い系であれば年齢認証がしっかりされていて、18歳未満の男女は登録できないからです。また、この女の子が本当は未成年でなかった可能性も考えられます。男性に被害届を出させない為に嘘を吐いたわけです。

美人局の被害に遭わない為の一番の対策法は、

女性と会わない

これに限ります。しかし、そうなると同時に出会いの可能性も失われてしまいます。女性と出会いたいけど、でも美人局には遭いたくない。そんな方は以下のことを心掛けて女性と会ってください。

・いきなりホテルには行かない
・人通りの少ない場所は通らない
・必要最低限物しか持っていかない
・個人情報が分かるものは極力持って行かない
・携帯電話にはロックをかける

最低限これだけ守っておけば最悪の事態は防げるでしょう。備えあれば患いなし、用心してし過ぎることはありません。

美人局は立派な犯罪です。被害に遭わないことが先決ですが、万が一遭ってしまった場合、専門の機関に相談した上でどのような対処を講じるか考えましょう。

完全無料の出会い系を利用したらなぜか高額の利用料金を請求された

続いては25歳、会社員の男性の被害体験。

完全無料を謳う出会い系に登録し、しばらくすると高額の利用料金を請求するメールが届きました。登録した覚えのない、見知らぬサイトからです。払う必要性がないと判断した俺は再三に渡って送られてくるそのメールを無視していたのですが、ある日、裁判所から文書が届きました。出会い系サイトへの支払い手続きに関してです。俺はすぐに記載された連絡先にメールを送り、料金を支払うことで合意しました。

後で調べて分かったことですが、書面に記載されていた連絡先は裁判所のものではありませんでした。つまり、正式な書面ではなかったということです。まんまと弱みに付け込まれ、お金を騙し取られたことに怒りが収まりません。

完全無料の出会い系は、往々にして登録したら別の有料出会い系サイトに同時登録されます。この男性はそのギミックに嵌まってしまったわけですね。とはいえ、利用もしていないサイトに対して料金を払う必要性はありません。これは典型的な架空請求の事案と言えます。

架空請求への対処法としては、とにかく無視することが大切です。警察庁からも同様の注意喚起が行われているので詳しくはそちらをご覧ください。
(参照URL:https://www.npa.go.jp/

また、裁判所からの書面が届くことは決して珍しいことではなくなってきています。この場合は偽装された文書でしたが、時に正式な手続きを取って文書を送ってくる詐欺組織も中にはいます。

大切なのは、きちんと中身を精査すること。連絡先が実在する裁判所のものなのかどうかをまずは確認しましょう。正しいものであったらそこに連絡して事情を話しましょう。元より架空請求の事案ですので、こちらが不利になることはあり得ません。

正しいものでなかった場合は、そのまま無視して構いません。しかし、どうしても不安な場合は消費生活センターなどの機関に相談することをオススメします。

架空請求は出会い系において最もポピュラーな詐欺事件の1つです。有事の際に備えてぜひとも対処法を覚えておきましょう。

「2000万円上げるから3000円頂戴」という甘言に騙されてしまいました

続いては40歳、パート従業員の女性が遭った被害です。

ある日、携帯にメールが届きました。メールには「とある人が亡くなったから2000万円を財産分与したい。でもその手続きには3000円が必要だから早急に支払ってください」と書いてありました。3000を払うだけで2000万円が手に入る。半信半疑ではありますが、3000円で多額の遺産をもらえる可能性があるのならば試してみる価値はあると考え、お金を支払ってしまいました。

もちろん2000万円は払われませんでした。元より宝くじのような感覚だったので特段落ち込みはしませんでした。しかし、段々とこれは詐欺だったのではないかと思うようになりました。今さら3000円を取り戻そうとは思いませんが、将来同じような被害に遭いそうな人の為に情報提供をした次第です。

この種の手口に騙される人はかなりの数います。同じような事件としては下記のような事例があります。

出会い系サイトを使った架空請求で電子マネーをだまし取ったとして、警視庁などは、東京都港区芝浦4丁目、会社役員竹本宗晴容疑者(36)ら男女計34人を詐欺容疑で逮捕し、25日発表した。情報を基に、東京都新宿区のオフィスビルの一室にある拠点に24日午後に入り、34人を取り押さえた。

1人頭の騙し取られた金額は少ないのですが、こういった迷惑メールはかなりの数に送られており、また騙されてしまう人も一定数以上いるので、総合的に観れば多額の被害に繋がります。

財産分与の他にも有名人を騙ったメールなどが考えられますので、怪しい、あり得ないと思ったらそのメールは無視するか、あるいは専門機関に報告してください。「迷惑メール相談センター」という機関がそれに当たります。

見知らぬ人がほとんど無条件で多額の金銭を受け取ってくれなんていうことは、まずもってあり得ません。目先の欲に惑わされず、正しい判断を心掛けましょう。